不動産には定価というものがなく、景気や金利、築年数など様々な要因で価格が変動しています。そのため、ちょっとしたタイミングの違いで損をするリスクがありますが、売却するタイミングを見極めれば大きな利益を生むことも可能です。大切にしていた不動産をできるだけ高く売却するためにはインターネットなどを使い売却事例や不動産価格の相場を調べることが重要ですが、どのように調べればよいのでしょうか。

こちらでは、中古マンションや中古戸建ての売却をお考えの方のために、不動産価格が変動する要因や不動産の売却事例の調べ方を紹介します。高知市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

「不動産価格の上昇」や「不動産価格の大暴落」などという言葉を耳にするように、不動産価格は常に変動しています。不動産価格に影響を与える要因を理解すれば、ある程度は不動産価格の動きを予測することができるようになります。不動産価格に影響を与える主な要因は次のとおりです。

景気の良し悪し

不動産価格は株価と連動しています。景気がよくなれば不動産価格も上昇し、景気が悪くなれば不動産価格は下落します。

金利の変動

金利が低いとローンが組みやすくなるため、不動産の需要が増え不動産価格も上昇します。逆に金利が高くなると不動産の需要が落ち込み、不動産が売れ残るため価格は下がります。

イベントや再開発の決定

オリンピックの開催が決定したり、再開発地域に指定されたりすると、そのエリアの開発が進みます。街全体が活性化するので、不動産の価格も上昇します。

不動産の築年数

購入した物件が必ずしも値下がりするとは限りませんが、マンションや戸建ての価値は購入してから年々下がるのが通常です。特に1年～10年までは下落率が高く、20年を過ぎると変動はほとんどなくなります。

高知市の不動産価格の変動を知るには、市内で売却事例のある不動産会社へ相談するのも一つの方法です。

インターネットの普及により、高知市の中古マンション・中古戸建ての売却事例を簡単に調べることが可能です。こちらでは、売却事例を調べる方法と調べるときのポイントをご紹介いたします。

「土地総合情報システム」で調べる

こちらは国土交通省のウェブサイトで、「不動産の取引価格」「標準地と基準地の価格」「不動産取引価格アンケート回答」の3つを調べることができます。

土地総合情報システムでの売却事例の調べ方は以下のとおりです。

1. 不動産取引価格情報検索をクリック
2. 取引時期を選ぶ
3. 不動産の種類を選ぶ
4. 不動産がある地域を選ぶ（地図から選ぶことも可能）

「レインズマーケットインフォメーション」 で調べる

こちらは指定流通機構が運営している不動産会社専用のウェブサイトで、レインズに登録されている物件の「成約価格」を調べることができます。

レインズマーケットインフォメーションでの売却事例の調べ方は、以下のとおりです。

1. マンションか戸建てを選択する
2. 建物種別、都道府県、地域を選んで「検索する」をクリックする

売却事例を調べるときのポイント

不動産は同じエリアにあっても広さや築年数でかなり価格が違ってくるので、売却事例を調べるときは近隣の物件で売却したい物件に似ている物件を調べましょう。主なチェック項目は、最寄り駅、駅までの距離、広さ、間取り、築年数などです。

なお、高知市で売却をご検討中の場合は、実際に物件の売却事例がある不動産会社へ相場を聞いてみるのもおすすめです。

不動産の売却では、不動産自体の価値のほかに景気や金利などが関係して価格が決まります。あらかじめ売却価格の相場を調べるには、土地総合情報システムやレインズマーケットインフォメーションで直近の取引データを見てみましょう。

売却を依頼するなら、信頼できる不動産会社を探すことも大切です。

高知市にあるフレンドホームは、手厚いサポートを心がけています。営業時間外の対応も可能ですので、高知市内で中古マンションや中古戸建ての売却をご検討中の方はお気軽にご相談ください。